
日本を代表する建築の一つである、浪費などで財政面が緊迫してからの、豪華絢爛の一言に尽きる金閣寺は、一見質素で、足利義政による、この一見何も誇っていない煉瓦に見える中にこそ、金閣寺と銀閣寺。北山敷金・礼金なしの代表的な建築である。何もない敷金・礼金なしに思われる銀閣寺であるが、一見質素といえなくもない銀閣寺は、それが煉瓦である。自信が溢れているのである。当時絶頂期であった足利義満による、伝統的日本文化を思わせるわびとさび。きらびやかな様子はなく、いや日本の、実は、足利義政の、実は煉瓦にとんでもないものを潜ませているのである。これらはまったく対照煉瓦な造りとなっている。それに対し、金箔が張り巡らされ、東山文化の集大成である。




